自分はAEを使って映像制作のお仕事をしている“映像職人JERONI毛”というおんちゃんです。 主にローカルCMを制作しています。 “最新の仕業はコチラで” After Effectsを使っていて疑問質問はありませんか?! その他、映像制作の手法の謎など、みんなで解明してみましょう!! ( ゚∀゚)人(゚∀゚ ) イッチョ解決シテミル? | |
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After Effectsを使用する際のスペックについて - Hirano
2012/11/19 (Mon) 22:03:43
JERO様
初めまして、Hiranoと言います。
いつもこのサイトを拝見し多くのことを学ばせてもらっております。
今回は、After Effectsを使用する際のスペックについて質問させて頂きます。
まず始めに現在使用しているメインマシンのスペックを記載します。
CPU : corei7 2600
GPU : GTX450
メモリ : 16GB
上記のスペックでAfter effects cs5を使用していますが、プレビュー等が重いと感じています。
JERO様はCPUが12コアのマシンを使用されているようですが、現在の私のスペックと比較して
プレビュー速度などは体感できるほどの上がるのでしょうか。
PNG形式でシーケンスに書き出してみたりと作業効率を上げるための処理をなどを行なってはいますが、納得ができない状態です。
難しい内容かもしれませんが、答えられる範囲で回答をして頂けると幸いです。
Re: After Effectsを使用する際のスペックについて - JERO
2012/11/20 (Tue) 14:06:35
Hiranoさん、こんにちはw
マシンスペックも大切なのですが、
そのマシンの設定自体も結構重要だと思います。
自分のマシンの設定については何度か解説はしているのですが
そのスレッドを発見できなかったので、改めて記しますね。
まず、使用しているマシンはHPのZ800というモデルをベースにしています。
ディアルCPUでメモリを48GB積んでいます。
マシンの構成(Windows)ですが、
C:システムのみ。仮想メモリも設定しない(外す)。
重要なソフト以外、ここには決してインストールしない
D:プログラムのみ。普段、ソフトのインストール先は
必ずこのドライブ内に指定する。
E:仮想メモリのみ。現在70.4GB中70GBを仮想メモリに設定しています。
仮想メモリはここにしか設定しません。
ちなみにC,D,EはSSD300GBを仕切って使用しています。
この他は、
F:HDD1つ使用。雑用ファイルなど。
G:HDD複数でRaidで使用。
仕事で使うファイルのみ(編集データ等)
AEのデータなどはココです。
H:SSD2つでRaidを組んで使用。
AEのキャッシュなどは全てここに設定しています。
4K等いじる時は全てのデータをここにすることもあります。
というような感じで、各ドライブを独立して使用するようにしています。
特にCドライブには余計なものは入れません。
マイドキュメントなども当然一切使用しません。
こんな設定にした上でのAEの動きなんだと思います。
マシンのスペックも大切ですが、
この仮想メモリの設定を変えるだけで、AEだけでなく
他のソフトの動きもだいぶ変わってきます。
なんというか、例えば、カクカクしか再生出来なかったものが
普通に再生出来るようになる…とか、
頻繁にフリーズ→落ちる、、、のような現象が起きなくなるとか、、、
自分はマシンの設定の他にも、
RAMプレビューを出来るだけ高速になるよう
AEのキャッシュを作るドライブをSSDのRaidに設定しています。
このドライブも500GBx2のRaidなので、ちょっとしたCMなら
このドライブ内だけですることも多いです。
やはりSSDのRaidは振り切るぜ!という速さです。
AEを使う上で短時間でRAMプレビューする為の裏ワザですが、
自分はRAMプレビューをする時、すぐにRAMプレビュー開始!とはしません。
1.タイムラインのプレビューしたい範囲を決める。
(ショットカットは、B:in点 N:out点)
2.タイムラインの時間軸をin点に合わせてspaceキーで非リアルタイムの再生開始
3.リアルタイムでは再生しませんが、タイムラインの上の緑の線で
RAMとして読み込まれていくのがわかります。
4.(実装メモリの容量にもよりますが)プレビューしたい範囲が
全部非リアルタイム再生し終えたら、
5.ここで初めてRAMプレビューを指定します。
(ショートカットはテンキーの“0”)
6.あまり待たずにRAM再生が始まります。
これをしないで普通にRAMプレビューをしようとすると
「バックグラウンド処理を初期化中」のような戯けたコトをぬかし始めて
再生の読み込みまで、とんでもなく待たされることが多々ありますが、
スペースキーを使って一度非リアルタイム再生するだけで
かなりの時間短縮につながります。
お試しアレ!です。
この他にもレンダリング設定としては、
メモリ&マルチプロセッサーの設定を
・複数のフレームを同時にレンダリングをチェックし、
他のアプリケーション用に確保する→0
バックグラウンドCPU毎のRAMの割り当ての部分は、
その下の“実際に使用するCPU数”が搭載されているCPUの
最大コア数になるように設定しています。
バックグラウンドCPU毎のRAMの割り当てを最大にしたら
全体的になんか遅くなった気がしたのでそうしてます。
こんな感じですが、これらが全て正しい訳ではありません!
自分の経験からの諸設定ですのでご了承くださいねw
参考になったかな?